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【PlayStation 4】セーブデータエディタ騒動、ソニー vs サイバーガジェットのその後

サイバーガジェットが3月6日に発売した「PlayStation 4」のセーブデータエディタのその後です。 「PlayStation 4」でのチートはどうなったのでしょうか。ソニーは何らかの対策を取ったのでしょうか。

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事の詳細は下記を参照してください。

Amazonの低評価は変わらず

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Amazonの評価ですが、相変わらず★1が最も多いですね。★1が投稿される要因となったサーバートラブルは改善されたはずですが、特に評価は回復していないようです。まぁ、多くの人は、わざわざ再評価しないでしょうし、スタートダッシュに失敗すると、挽回は難しいということですね。

「PlayStation 4」でチートはないという認識は崩壊

さて、「PlayStation 4」のシステムアップデート「4.50」で、一度潰されたものの、休日返上の連休明けに華麗に復活したセーブデータエディタです。その後はどうなったのでしょうか。ソニーは、何らかの対策をとったのでしょうか。

まず、ユーザーへの影響ですが、さっそく、セーブデータをスゴイ状態にして、マルチプレイをするユーザーが確認されたようです。3月中のうちに、対応ソフトである『アクセルワールドVSソードアートオンライン』で発見されました。有志が撮ったスクリーンショットなどを見てみると、ありえない順番でトロフィーを取得していたりして、ほぼ間違いない模様です。

遂にこの時が来てしまったのです。今まで「PlayStation 4」でチートはないという認識でしたが、それは崩壊したことになります。

サイバーガジェットのセーブデータ改造ツールは、プロアクションリプレイ等に代表されるチートツールとは異なるものということを、前回の記事で書きましたが、例えば、HPを通常のプレイでは到達できない値に書き換えて、マルチプレイに持ち込んでしまうのなら、それをもうチートと変わらないでしょう。実際にオンラインに影響がでてしまったわけですが、ソニーやメーカーも、黙っていたわけではないようです。

『仁王』がチート対策を施す!?改造済みの武器性能が巻き戻るという現象

いち早く、チート対策を実施したのがコーエーテクモゲームスの『仁王』です。3月24日に配信されたアップデート「1.06」で、改造済みの武器性能が巻き戻るという現象が確認されました。改造前の状態に数値が戻ってしまうということですね。アップデート「1.06」の告知に、チート対策に関連するものはないため、サイレント修正だったのか、単なる仕様変更に巻き込まれた結果なのかは不明です。いずれにしろ、自由に武器性能を改造することができなくなりました。

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『仁王』はハクスラを含むゲームであるため、セーブデータ改造の需要が高く、影響もそれなりに大きかったようです。

『ファイナルファンタジー15』の再公開

一方で、サイバーガジェットは、3月27日にサーバー増強と一時的に公開を中止していた『ファイナルファンタジー15』の再公開を告知しました。但し、アドバンスモードはなしで、シンプルモードのみの再公開です。シンプルモードは、あらかじめ決められたコードを利用するモードで、アドバンスモードは自由にコードを編集できるモードです。つまり、『ファイナルファンタジー15』は、サイバーガジェットが認めたコードのみ適用となったわけです。自由にコード編集が可能だと、サーバー負荷の想定が難しいのでしょう。容量が大きすぎる(主にプロンプトのせいで)という理由で、結果的にチート対策になるとは驚きです。リヴァイアサン並みの容量を使った渾身のおにぎり等は無駄ではなかったのです。

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最も、もともとオンラインのないゲームです。たいした需要もありませんでした。むしろ、再びサーバーが重くなるのではないかという懸念の方が大きかったようです。

『仁王』復活する!「仕合い」がチート塗れに

アップデート1.06で、一時的に改造ができなくなった『仁王』ですが、サイバーガジェット側のアップデートで対応され、再び改造ができるようになりました。

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まさに、イタチごっこですねっ!

そんな状態で、5月2日のアップデート1.08でオンライン対人モードとなる「仕合い」が追加されました。事前にチート塗れになることは予想されていましたが、実際にそうなってしまったようで、「仕合い」にチーターがはびこるという状態に。被ダメ軽減は当たり前、加えて、改造で武功を改変した挙句、オンラインに繋いでしまい、ランキング上位は混沌とあいなりました。

こちらはコーエーテクモゲームス ユーザーサポートです。 平素は弊社製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。

お客様よりご報告いただいた内容は、弊社において調査を 行わせていただきます。 なお、調査結果につきましてはお伝えいたしかねますことを、 何卒ご了承ください。

これからも弊社製品をよろしくお願いいたします。

株式会社 コーエーテクモゲームス ユーザーサポート game@koeitecmo.co.jp

伊達武功20億のkta7201とかチート&エディター野郎まとめて通報した あとは対応してくれると信じる


同じく通報したものだけど、今確認したら同じ内容できてた。 前に質問した時より返信早いしたくさん来てるだろうから流石に何かしてくれるだろう。


がんがん通報していこう! スクショとかは送れないんだっけ? 対人も勢力戦も上位はチーターって本当萎えるよね

『仁王』のアドバンスモードが公開中止となる

『仁王』ユーザーの地道な通報活動が功を奏したのか、5月8日に、『仁王』のアドバンスモードがなんと公開中止となりました。アドバンスモードは自由にコードを編集できるモードであり、それが公開中止になるということは、事実上の終焉を意味します。シンプルモードは引き続き利用可能とはいえ、サイバーガジェットが認めたコードのみの利用となるため、ユーザーが望んでいるようなコードは公開されないでしょう。

アドバンスモードが公開中止にされてしまいましたね うーん残念


ああーとうとう…今見たら公式に公開中止ってなってる… ホントに残念。


オンに接続する人達のせいて仁王アドバスド閉鎖ですね(T_T) コーエーテクモからサイバーに苦情入ったとか? オフで無双プレー楽しんでたのに残念です。


オン一切してないのに巻き込まれた.. いい迷惑 規制したって今までのチーターが暴れるには変わりないんじゃないの?


暴れるチーターはBANされて終わり


もうアドバンス再対応はないでしょ 色々楽しませてもらったし勉強になった オン突した奴らは全員本体banされろ

改造の需要が高かった『仁王』だけに、悲観にくれる改造ユーザーたちです。特にオフラインで楽しんでいたユーザーにとっては、改造データでオンラインに突撃するチーターは許せない存在でしょう。今回の一件で、サイバーガジェット側も、改造済みセーブデータのオンラインへの持ち込みは望んでいないとうことがよくわかりました。いつまでも『DARK SOULS Ⅲ』や『Bloodborne』が公開されないのもそういう理由からでしょう。ほぼ『仁王』の二の舞になることが予想されます。

なんでそんないたらない対策すんだろう。対策するくらいならこんなの初めから作って販売しなきゃいいのに。出す前から予想できてただろ


対人導入後はやばいって皆言ってたな この民度の低さはダクソに対応しないのも納得だわ


その言い方だとエディターは利用してるわけだよな?w 対策された瞬間に販売しなきゃよかったのにとか馬鹿なの?w

何で怒りの矛先がサイバーなんだよw


公平も不公平も、オンラインでチートして目立つ馬鹿が多くてコーエーに大量に通報されたんだろ。 改造なんてもんはオフラインでコソコソやるもんだよ。民度の問題だよ。

怒りの矛先をサイバーガジェットに向ける方もいました。

今回のPVPについて守護霊の改造は絶対予想外です 多分誰も予想できない 実際自分もPVP(全身合理的の限界装備を使って)に参加も負けることもある。 本当に腕のいいやつらに勝てない、彼らは自分よりこのゲームを理解し戦術を考えた者です、これは感心です、装備のOP限界設置があったうえで、装備の差はあんまり感じがないです。 そして、重装と重装の戦いは想像以上に面白いです、やれば分かるです、本当にあんまり差がないです、自分は友たち4人(SE持ってないが、時間と運もある連中)と試合し、40戦以上戦いしいろんなものテストした、ちゃんと”公平性”を確認した後実戦に参加しました。 だが、この状態で自分も腕のいいやつらもあんな神様には勝てないです、毒殺以外のダメージはゼロです。 自分はランク「A」に辿り、そして連続神様に出会った、そして放棄しました、あの守護霊はやりすぎです。


こいつもチートしてオン行ってるから擁護しようがないな お前のせいでもあることをわきまえろよ


チートしてオンに行って他のチーターに負けたのか そりゃ対策されるわw

チーターがチーターに倒され、発狂するなど、『仁王』のオンラインはよほどひどかった模様です。

「PlayStation 4」のシステムアップデート「4.70」で再び使用不可→復活

5月30日の「PlayStation 4」のシステムアップデート「4.70」で、今度はセーブデータエディタが再び使用不可能になりました。

しかし、6日後の6月6日。サイバーガジェットが対策を施し、復活。

死亡と蘇生を繰り返すサイバーガジェットのセーブデータエディタです。システムアップデートが入るたびに、これが繰り返されるのでしょうか。現時点で、問題なくエディタは使えるようですが、『仁王』の余波か、少し傾向に変化が現れました。6月8日に追加された新着のゲームリストのいくつかがアドバンスモード非対応だったのです。『ガンダムブレイカー3』『ゴッドイーター リザレクション』などです。いずれもマルチプレイが存在するタイトルであり、今後、マルチプレイ対応タイトルは、アドバンスモード非対応が常識になるのかもしれません。