『PlayStation VR』いよいよ発売!いささか盛り上がりに欠けるラインナップ
「PlayStation VR」の発売直前ということで、ローンチソフトのラインナップをチェックしてみました。
ラインナップは、「PlayStation VR」の公式サイトで確認できます。
http://www.jp.playstation.com/psvr/contents/index.html
正直に言って、いささか盛り上がりに欠けるラインナップという印象です。数は多いものの、映像コンテンツが多く、ゲームとしてのヴァーチャル体験を期待していると、選択肢があまりありません。一番人気はやはり『サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム』でしょうか。ただ、ゲームとしての期待値は低く、あくまで「ヴァーチャル空間でのかわいい女の子と楽しいコミュニケーション」が売りです。
http://summer-lesson.bn-ent.net/
ゲーム性を重視すると、『RIGS Machine Combat League(リグス マシン・コンバット・リーグ)』が注目ソフトとして挙げられます。唯一のマルチプレイ可能なゲームでもあります。対抗馬は、『Rez Infinite』『Battlezone』あたりでしょうか。『PlayStation VR WORLDS』は、ヴァーチャル入門用として最適ですね。とりあえずヴァーチャルを体験したいという層にはぴったりだと思います。むしろ、一番の安パイかもしれません。
http://www.jp.playstation.com/software/title/pcjs50017.html
http://www.jp.playstation.com/software/title/pcjs50016.html
映像コンテンツとしては、事前評価が高い『Allumette』などがあります。『アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション』『初音ミク VRフューチャーライブ』などは固定ファン向けですね。個人的には『NORTHERN LIGHTS -極北の夜空に輝く光の物語-』が気になっています。オーロラをヴァーチャルで体験してみたい…。
ゲーム機としての「PlayStation VR」は、やはり人気タイトルである『グランツーリスモ SPORT』の発売延期が大きく魅力を落としています。同じく人気タイトルである『エースコンバット7』も発売時期が不明です。ただ、R25にはこんなアンケート結果が掲載されています。
「VRへの期待」3位はHでセクシー体験、1位は…
これを見ると、「インタラクティブでリアルなゲーム」が5位であり、1位は、「家にいながらできる旅行&観光」となっています。ゲームユーザーを対象としたアンケートではないため、「PlayStation VR」ユーザーとは、感覚が異なるのでしょうが、ヴァーチャルを一般層に広めるのであれば、映像コンテンツや追体験を充実させるのが一番かもしれません。確かに世界遺産などをヴァーチャルで自由に見て回れるとあれば、是非体験したいですね。