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『バイオハザード HDリマスター』、バイオハザードシリーズの初代リメイク版

サバイバルホラーの金字塔、バイオハザードシリーズの初代リメイク版がHDリマスターとなって登場です。初代『バイオハザード』があり、その『バイオハザード』をリメイクしたゲームキューブ版『バイオハザード』があり、今作は、そのゲームキューブ版『バイオハザード』のHDリマスターとなっています。数多くのプラットフォームに対応しており、現世代機なら「PlayStation 4」「Xbox One」などでダウンロード配信中。パッケージ版なら、『バイオハザード0 HDリマスター』とセットになった『バイオハザード オリジンズコレクション』があります。

バイオハザード HDリマスター

バイオハザード オリジンズコレクション

  • 名前 :バイオハザード オリジンズコレクション
  • 発売日 :2016年1月21日
  • プラットフォーム :PS4
  • サイト :http://www.capcom.co.jp/biohd/ja/

HDリマスターの進化

もともとグラフィックは申し分なかったため、フルHD化したことにより、より臨場感が高まりました。画面比率も「16:9」に対応です。その他、操作性に手が加えられており、従来のバイオハザードはラジコン操作で、移動先を切り替えるには旋回してターンする必要がありましたが、今作は、スティック操作の入力方向にそのまま移動します。最初は戸惑いますが、すぐに慣れ、快適に感じるようになりました。日本語音声も追加され、さっそく日本語音声でプレイ。これだけで、なんとなく新鮮な感じがします。ウェスカーの日本語吹き替えはとてもダンディズムですね。

ゲームシステムそのものの変更は無し

あくまでHDリマスターであってゲームシステムそのものの変更はありません。しばらくぶりのプレイだったため、わりと死にまくり。ジルで初見プレイ9時間という結果となりました。キャッチコピーは、「そこを歩く、という恐怖」。慣れていない序盤は本当に恐怖を感じます。最近のバイオハザードは、ホラー要素が薄めであるため、この感覚は非常に懐かしいですね。慣れてくると、洋館を我が物顔で歩くのもご愛嬌です。従来のバイオハザードのやり込み要素は「RTA」で、びくびく震えてる初見プレイとはうってかわり、効率を重視し、攻略手順を組み立て、タイムアタックをするようになります。こういう楽しみ方も「PlayStation」時代のバイオハザードの特徴ですね。販売元のカプコンもそれをわかっているのか、プレイヤー同士のクリア時間をランキング形式で提供するオンライン要素が、さりげなく用意されています。しかし、残念ながら機能しているとは思えません。明らかなチートにまみれていたり(クリア時間3分とか)、そもそもクリス編とジル編が同じランキングで競い合うのもアンフェアのように思えます。

クリムゾンヘッド

HDリマスターの追加要素ではなく、ゲームキューブ版『バイオハザード』の追加要素ですが、『バイオハザード HDリマスター』を語る上で欠かせない要素だと思っています。今作のゾンビは、初代バイオハザードのゾンビと異なり、倒しても復活します。より強力で獰猛なクリーチャー、クリムゾンヘッドとしてです。この要素がゾンビ慣れした従来のプレイヤーに新たな緊張感を与えてくれます。個人的には、同じゲームキューブ版『バイオハザード』の追加要素であるリサ・トレヴァーよりも好きな要素です。