ROZETERIA

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【PlayStation 4】セーブデータエディタ騒動、ソニー vs サイバーガジェットのその後

サイバーガジェットが3月6日に発売した「PlayStation 4」のセーブデータエディタのその後です。 「PlayStation 4」でのチートはどうなったのでしょうか。ソニーは何らかの対策を取ったのでしょうか。

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事の詳細は下記を参照してください。

Amazonの低評価は変わらず

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Amazonの評価ですが、相変わらず★1が最も多いですね。★1が投稿される要因となったサーバートラブルは改善されたはずですが、特に評価は回復していないようです。まぁ、多くの人は、わざわざ再評価しないでしょうし、スタートダッシュに失敗すると、挽回は難しいということですね。

「PlayStation 4」でチートはないという認識は崩壊

さて、「PlayStation 4」のシステムアップデート「4.50」で、一度潰されたものの、休日返上の連休明けに華麗に復活したセーブデータエディタです。その後はどうなったのでしょうか。ソニーは、何らかの対策をとったのでしょうか。

まず、ユーザーへの影響ですが、さっそく、セーブデータをスゴイ状態にして、マルチプレイをするユーザーが確認されたようです。3月中のうちに、対応ソフトである『アクセルワールドVSソードアートオンライン』で発見されました。有志が撮ったスクリーンショットなどを見てみると、ありえない順番でトロフィーを取得していたりして、ほぼ間違いない模様です。

遂にこの時が来てしまったのです。今まで「PlayStation 4」でチートはないという認識でしたが、それは崩壊したことになります。

サイバーガジェットのセーブデータ改造ツールは、プロアクションリプレイ等に代表されるチートツールとは異なるものということを、前回の記事で書きましたが、例えば、HPを通常のプレイでは到達できない値に書き換えて、マルチプレイに持ち込んでしまうのなら、それをもうチートと変わらないでしょう。実際にオンラインに影響がでてしまったわけですが、ソニーやメーカーも、黙っていたわけではないようです。

『仁王』がチート対策を施す!?改造済みの武器性能が巻き戻るという現象

いち早く、チート対策を実施したのがコーエーテクモゲームスの『仁王』です。3月24日に配信されたアップデート「1.06」で、改造済みの武器性能が巻き戻るという現象が確認されました。改造前の状態に数値が戻ってしまうということですね。アップデート「1.06」の告知に、チート対策に関連するものはないため、サイレント修正だったのか、単なる仕様変更に巻き込まれた結果なのかは不明です。いずれにしろ、自由に武器性能を改造することができなくなりました。

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『仁王』はハクスラを含むゲームであるため、セーブデータ改造の需要が高く、影響もそれなりに大きかったようです。

『ファイナルファンタジー15』の再公開

一方で、サイバーガジェットは、3月27日にサーバー増強と一時的に公開を中止していた『ファイナルファンタジー15』の再公開を告知しました。但し、アドバンスモードはなしで、シンプルモードのみの再公開です。シンプルモードは、あらかじめ決められたコードを利用するモードで、アドバンスモードは自由にコードを編集できるモードです。つまり、『ファイナルファンタジー15』は、サイバーガジェットが認めたコードのみ適用となったわけです。自由にコード編集が可能だと、サーバー負荷の想定が難しいのでしょう。容量が大きすぎる(主にプロンプトのせいで)という理由で、結果的にチート対策になるとは驚きです。リヴァイアサン並みの容量を使った渾身のおにぎり等は無駄ではなかったのです。

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最も、もともとオンラインのないゲームです。たいした需要もありませんでした。むしろ、再びサーバーが重くなるのではないかという懸念の方が大きかったようです。

『仁王』復活する!「仕合い」がチート塗れに

アップデート1.06で、一時的に改造ができなくなった『仁王』ですが、サイバーガジェット側のアップデートで対応され、再び改造ができるようになりました。

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まさに、イタチごっこですねっ!

そんな状態で、5月2日のアップデート1.08でオンライン対人モードとなる「仕合い」が追加されました。事前にチート塗れになることは予想されていましたが、実際にそうなってしまったようで、「仕合い」にチーターがはびこるという状態に。被ダメ軽減は当たり前、加えて、改造で武功を改変した挙句、オンラインに繋いでしまい、ランキング上位は混沌とあいなりました。

こちらはコーエーテクモゲームス ユーザーサポートです。 平素は弊社製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。

お客様よりご報告いただいた内容は、弊社において調査を 行わせていただきます。 なお、調査結果につきましてはお伝えいたしかねますことを、 何卒ご了承ください。

これからも弊社製品をよろしくお願いいたします。

株式会社 コーエーテクモゲームス ユーザーサポート game@koeitecmo.co.jp

伊達武功20億のkta7201とかチート&エディター野郎まとめて通報した あとは対応してくれると信じる


同じく通報したものだけど、今確認したら同じ内容できてた。 前に質問した時より返信早いしたくさん来てるだろうから流石に何かしてくれるだろう。


がんがん通報していこう! スクショとかは送れないんだっけ? 対人も勢力戦も上位はチーターって本当萎えるよね

『仁王』のアドバンスモードが公開中止となる

『仁王』ユーザーの地道な通報活動が功を奏したのか、5月8日に、『仁王』のアドバンスモードがなんと公開中止となりました。アドバンスモードは自由にコードを編集できるモードであり、それが公開中止になるということは、事実上の終焉を意味します。シンプルモードは引き続き利用可能とはいえ、サイバーガジェットが認めたコードのみの利用となるため、ユーザーが望んでいるようなコードは公開されないでしょう。

アドバンスモードが公開中止にされてしまいましたね うーん残念


ああーとうとう…今見たら公式に公開中止ってなってる… ホントに残念。


オンに接続する人達のせいて仁王アドバスド閉鎖ですね(T_T) コーエーテクモからサイバーに苦情入ったとか? オフで無双プレー楽しんでたのに残念です。


オン一切してないのに巻き込まれた.. いい迷惑 規制したって今までのチーターが暴れるには変わりないんじゃないの?


暴れるチーターはBANされて終わり


もうアドバンス再対応はないでしょ 色々楽しませてもらったし勉強になった オン突した奴らは全員本体banされろ

改造の需要が高かった『仁王』だけに、悲観にくれる改造ユーザーたちです。特にオフラインで楽しんでいたユーザーにとっては、改造データでオンラインに突撃するチーターは許せない存在でしょう。今回の一件で、サイバーガジェット側も、改造済みセーブデータのオンラインへの持ち込みは望んでいないとうことがよくわかりました。いつまでも『DARK SOULS Ⅲ』や『Bloodborne』が公開されないのもそういう理由からでしょう。ほぼ『仁王』の二の舞になることが予想されます。

なんでそんないたらない対策すんだろう。対策するくらいならこんなの初めから作って販売しなきゃいいのに。出す前から予想できてただろ


対人導入後はやばいって皆言ってたな この民度の低さはダクソに対応しないのも納得だわ


その言い方だとエディターは利用してるわけだよな?w 対策された瞬間に販売しなきゃよかったのにとか馬鹿なの?w

何で怒りの矛先がサイバーなんだよw


公平も不公平も、オンラインでチートして目立つ馬鹿が多くてコーエーに大量に通報されたんだろ。 改造なんてもんはオフラインでコソコソやるもんだよ。民度の問題だよ。

怒りの矛先をサイバーガジェットに向ける方もいました。

今回のPVPについて守護霊の改造は絶対予想外です 多分誰も予想できない 実際自分もPVP(全身合理的の限界装備を使って)に参加も負けることもある。 本当に腕のいいやつらに勝てない、彼らは自分よりこのゲームを理解し戦術を考えた者です、これは感心です、装備のOP限界設置があったうえで、装備の差はあんまり感じがないです。 そして、重装と重装の戦いは想像以上に面白いです、やれば分かるです、本当にあんまり差がないです、自分は友たち4人(SE持ってないが、時間と運もある連中)と試合し、40戦以上戦いしいろんなものテストした、ちゃんと”公平性”を確認した後実戦に参加しました。 だが、この状態で自分も腕のいいやつらもあんな神様には勝てないです、毒殺以外のダメージはゼロです。 自分はランク「A」に辿り、そして連続神様に出会った、そして放棄しました、あの守護霊はやりすぎです。


こいつもチートしてオン行ってるから擁護しようがないな お前のせいでもあることをわきまえろよ


チートしてオンに行って他のチーターに負けたのか そりゃ対策されるわw

チーターがチーターに倒され、発狂するなど、『仁王』のオンラインはよほどひどかった模様です。

「PlayStation 4」のシステムアップデート「4.70」で再び使用不可→復活

5月30日の「PlayStation 4」のシステムアップデート「4.70」で、今度はセーブデータエディタが再び使用不可能になりました。

しかし、6日後の6月6日。サイバーガジェットが対策を施し、復活。

死亡と蘇生を繰り返すサイバーガジェットのセーブデータエディタです。システムアップデートが入るたびに、これが繰り返されるのでしょうか。現時点で、問題なくエディタは使えるようですが、『仁王』の余波か、少し傾向に変化が現れました。6月8日に追加された新着のゲームリストのいくつかがアドバンスモード非対応だったのです。『ガンダムブレイカー3』『ゴッドイーター リザレクション』などです。いずれもマルチプレイが存在するタイトルであり、今後、マルチプレイ対応タイトルは、アドバンスモード非対応が常識になるのかもしれません。

【E3 2017】まとめ!『メトロイドプライム4』が予想以上に盛り上がり。新型ハードウェアなども!

「E3 2017」の総括です。各カンファレンスの雑感は下記参照。

海外ゲームメディア(IGN)のE3ランキング

海外ゲームメディア(IGN)のE3ランキングです。

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  1. スーパーマリオオデッセイ(Nintendo Switch)
  2. スパイダーマン(PlayStation 4)
  3. メトロイドプライム4(Nintendo Switch)
  4. サウスパーク: The Fractured But Whole(PlayStation 4, XboxOne, PC)
  5. ファークライ5(PlayStation 4, XboxOne, PC)
  6. ゴッドオブウォー(PlayStation 4)
  7. Call of Duty: WWII(PlayStation 4, XboxOne, PC)
  8. Days Gone(PlayStation 4)
  9. メトロイド サムスリターンズ(Nintendo 3DS)
  10. モンスターハンターワールド(PlayStation 4, PC)

タイトル数の少なさに比べて、任天堂が凄く検討しています。その中でも目立つのが『メトロイドプライム4』です。どれだけ海外で待望されていたのかが良くわかりますね。ロゴしか発表されていないのにもかかわらず、この順位です。一方、モンスターハンターワールドは10位と、日本での盛り上がりに比べて寂しい順位ですが、モンスターハンターシリーズは海外ではあまり知名度が無く、妥当なところでしょうか。

そして、マイクロソフトの目立たなさが…。マイクロソフトカンファレンスが盛り上がらなかったわけではないのですが、話題は新型ハードウェアが中心であったため、この結果となったようです。『Anthem』もないとは…。

ソフトウェアのラインナップで言えば、全体的に地味でしたね。どのプラットフォームも新作発表が少なく、発表済みタイトルの続報が中心となりました。

E3中にYouTubeで最も人気だったゲームは?

  1. スターウォーズバトルフロント2(PlayStation 4, XboxOne, PC)
  2. アサシン クリード オリジンズ(PlayStation 4)
  3. FIFA18(PlayStation 4, XboxOne, Nintendo Switch, PC)
  4. Call of Duty: WWII(PlayStation 4, XboxOne, PC)
  5. ゴッドオブウォー(PlayStation 4)
  6. スーパーマリオオデッセイ(Nintendo Switch)
  7. スパイダーマン(PlayStation 4)
  8. Anthem(PlayStation 4, XboxOne, PC)
  9. ニード・フォー・スピード Payback(PlayStation 4, XboxOne, PC)
  10. ドラゴンボールファイターズ(PlayStation 4, XboxOne)

スターウォーズブランドは強いですね。10位のドラゴンボールファイターズも、海外人気の高さが伺えます。ランキング圏外ですが、『メトロイドプライム4』のトレーラーが、140万再生です。ロゴだけの動画が140万再生とは…。

Twitter上でもっとも反応があったカンファレンスは?

  1. マイクロソフト(44%)
  2. 任天堂(15%)
  3. ソニー(11%)
  4. UBI Soft(10%)
  5. Electronic Arts(10%)

新型ハードウェアの発表があったマイクロソフトが圧倒的ですね。

  1. アサシン クリード オリジンズ(PlayStation 4)
  2. メトロイドプライム4(Nintendo Switch)
  3. スパイダーマン(PlayStation 4)
  4. Anthem(PlayStation 4, XboxOne, PC)
  5. マリオ+ラビッツキングダムバトル(Nintendo Switch)

こちらはソフトウェア別です。カンファレンス別で1位だったマイクロソフトですが、ソフトウェア別で見ると、4位の『Anthem』にまで落ちてしまいます。マイクロソフトの話題はその殆どが新型ハードウェアということでしょうか。ここでも『メトロイドプライム4』が目立ちますね。日本だとあまり注目されないタイトルであるため、余計にそう感じてしまいます。

E3 2017の来場者は去年から3割増の6万8400人

E3はもともと招待制のイベントでしたが、今年から一般参加も可能になりました。その分だけ参加者が増加した形でしょうか。ちなみに参加費は250ドルで、日本円にして約28000円となります。た、高い…。しかも、プレスカンファレンスには参加できません。東京ゲームショーと異なり、一般参加とはいえ、コアな業界人を対象にしているのでしょう。

海外の反応まとめ

E3 2017の海外の反応をまとめてくれているブログです。

総括

去年や一昨年のE3に比べると、新作発表が少なく、全体的に地味なイベントとなりました。日本だと、話題は『モンスターハンターワールド』一色ですが、海外だと、『アサシン クリード オリジンズ』『スパイダーマン』『メトロイドプライム4』が盛り上がった形です。

【E3 2017】任天堂発表雑感、ゼノブレイド2、メトロイドプライム4など

【E3 2017】任天堂のカンファレンス雑感です。厳密にはカンファレンスではありませんが。

ゼノブレイド2

2017年冬発売とのことです。前作、ゼノブレイドクロスは意欲作だったものの、ゼノブレイドの続編を求めるユーザーとはイメージが異なる部分があり、そういった意見を反映した結果なのか、「The JRPG」となって返ってきました。

キャラクターのモデリングの方向性が大きく変わりましたね。不気味なモデリングと酷評された前作の反動でしょうか。今作のモデリングは、テイルズオブシリーズや、アトリエシリーズのようなアニメ調で、ヒロインの女の子もとっても美少女です。モデリングだけでなく、キャラクターデザインの方向性も変わっているように感じられますね。

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ユーザーの好みを意識してか、少しばかりのあざとさが加えられました。そして、胸が大きい。

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かつてはこんなでした。

良くも悪くも「Nintendo Switch」というより「PlayStation Vita」のようなモデリングですが、内容自体はコテコテのJRPGのようです。ゼノブレイドクロスの広大さ、壮大な雰囲気が薄れ、ストーリーを重視ということでしょうか。ゼノブレイドクロスは、開発規模の割りに売り上げが厳しかったので、予算が縮小された感もありますね。後、現時点でロボ要素は見受けられません。

星のカービィ for Nintendo Switch

星のカービィの新作が「Nintendo Switch」で登場です。発売は2018年以降で、タイトルも仮のようです。

ポケットモンスター、メトロイドプライム4が開発中

新作を開発中とのことです。映像などはまだありません。メトロイドプライム4のトレーラーがありますが、数字の4がで~んと出るだけです。

具体的な情報がまだない状況ですが、メトロイドは海外人気が高く、発表のインパクト自体はありました。続報に期待ですね。

ヨッシー for Nintendo Switch

定期的に出るヨッシーにフォーカスしたアクションゲームです。カービィ同様、発売は2018年以降で、タイトルも仮のものです。

スーパーマリオオデッセイ

冒頭の恐竜を見て、一瞬、「Nintendo Switch」のモンハンかと思いましたが、マリオでした。スーパーマリオオデッセイ、 2017年10月27日に発売予定です。

日本ではスプラトゥーンの方が注目されますが、海外はやっぱりマリオですね。おおいに盛り上がった模様です。

【E3 2017】ソニー発表雑感、アンダーテイル、モンスターハンターワールドなど

【E3 2017】ソニーのカンファレンス雑感です。

Days Gone

オープンワールドのゾンビゲーです。去年のE3で発表されたビッグタイトルですが、その続報ですね。

注目すべきは、ゾンビのわらわら感です。ただ去年の映像よりも、ゾンビの数が減ったような気もしますが…。その他、動画では、熊型のゾンビも確認できました。グラフィックの品質も高く、もしかしたらラストオブアス並みの大作ゲームとして評価されるのかもしれません。残念ながら、発売日の発表はありませんでした。

Undertale

アンダーテイルです。日本でもコアなファンが多いインディーズゲームのコンシューマー版です。「PlayStation 4」と「PlayStation Vita」で発売が予定されています。「In this RPG, you don’t have to kill anyone.(誰も死ぬ必要がないRPG)」であり、全ての敵と和解できるのが特徴です。シナリオが高い評価を得ている作品ですが、アンダーテイルは海外産のRPGということもあり、公式の日本語訳が無い状態でした。そのため、今回初めて公式の日本語訳が付くこととなります。これだけでも特筆ものですね。

なお、公式の日本語訳が付いたことによるちょっとした騒動があったようです。アンダーテイルに登場するキャラクター、サンズの一人称に違和感があるというものです。公式の日本語訳が無い状態とはいえ、有志が翻訳した非公式の日本語訳はありました。それによると、サンズの一人称は、「俺」派と「僕」派の2つがあったようです。しかし、公式の日本語訳はそのどちらでもない「オイラ」でした。この「オイラ」が、従来のイメージと異なっていたのです。

ただ、関係者のツイートを見る限り、一人称のニュアンスをきちんと理解したうえでの決定だったようです。

個人的に気になるのは二次創作ですね。アンダーテイルは二次創作が活発な作品です。公式の「オイラ」は、少なからず二次創作に影響を与えることになりそうです。

モンスターハンターワールド

遂にきました。モンハンの最新作が据え置き機、「PlayStation 4」で発表されました。

ソニーカンファレンス一番のビッグタイトルで、大きく取り上げられました。長い間、ソニーのプラットフォームでの展開が無かったモンスターハンターですが、再び舞い戻ってきたのです。それも次世代機用に大きく様変わりしての登場です。最近のモンスターハンターは次世代機とは無縁だったため、正当な進化を感じさせる今作は非常に新鮮味がありますね。

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モンスターハンターワールドは、次のモンスターハンターシリーズのメインとなる位置付けのようです。ナンバリング相当の作品で、スピンオフではありません。タイトルこそモンスターハンター5ではありませんが、事実上のナンバリング作品という扱いでしょうか。開発スタッフも、モンスターハンターシリーズの主要スタッフが担当しています。

では、モンスターハンター5は発売されないのでしょうか?携帯機でのモンスターハンターの展開は?

モンスターハンターの最新作の「PlayStation 4」での発売は、以前にリークがありました。

このリークが正しいとすると、任天堂プラットフォームでのモンスターハンターが無くなるわけではなさそうです。それがモンスターハンター5になるのでしょうか。

ワンダと巨像

ワンダと巨像のリメイク作品のようです。リマスターの可能性もありましたが、後ほどリメイクだと言及されました。

こちらのインタビュー記事で、ワンダと巨像はリメイクだと言及されています。

ファイナルファンタジー15: MONSTER DEEP

ファイナルファンタジー15のゲーム内ゲーム、釣りゲーが「PlayStation VR」で登場です。

これが発表されたときの会場の空気がなんともいえません。一部女子の方々からは黄色い声援があがったようです。

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やっぱ釣れぇわ…。

【E3 2017】マイクロソフト発表雑感、ドラゴンボールや、マインクラフトなど

【E3 2017】マイクロソフトのカンファレンス雑感です。

新型ハードウェア「Scorpio」が「XboxOneX」として発表

去年のE3で発表されたXboxOneに続くマイクロソフトの新型ハードウェア、コードネーム「Scorpio」が正式名称「XboxOneX」として発表されました。「XboxOneX」です。エックスボックスワンエックスと呼ぶのでしょうかね。名前が長くて読み辛いうえにXが多くないですかね。

次世代ハードウェアというよりは、「XboxOne」の上位互換モデルです。「PlayStation4 Pro」のようなものです。4Kにフォーカスしており、プレゼンテーションでも、4Kをかなり強調していますね。互換性があり、「XboxOne」のタイトルは全て遊べます。価格は499ドルですが、日本での価格は未定です。というか日本での発売日が未定です。11月7日の世界同時発売を謳っていますが、その世界の中に日本は含まれていないようです。まぁ、日本での「XboxOne」の惨状を見る限り、致し方ないのかもしれません。発売自体は確定しているようなので、続報を待ちましょう。価格の499ドルですが、為替レートで単純計算すれば、日本での価格は、55000円といったところでしょうか。

http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1064622.html

アサシン・クリード オリジンズ

暗殺を題材とした著名なアクションシリーズです。今作で10作目となり、日本国内の発売日は2017年の秋と、思いのほか発売が近いですね。様々な時代を舞台としてきましたが、今作は古代エジプトになります。

注目点は、RPG要素の追加です。動画内でも確認できますが、レベリングのようなものがあります。それと、プレイ動画内のイベントシーンや、キャラクターの台詞まで翻訳してくれたマイクロソフト翻訳担当者さんありがとう(ニコニコで確認できます)。無機質に淡々と翻訳していくのが凄くシュールです。

ドラゴンボールファイターズ

事前発表があったものの、動画が公開されるのは初めてで、なかなかの衝撃度です。開発は、ギルティギアやブレイブルーで有名なアークシステムワークスで、ギルティギア最新作同様、2.5Dともいえるような、3次元を華麗に2次元に落とし込むグラフィック。グラフィックも凄ければ演出も凄いですね。完全にドラゴンボールの動きを再現しています。指の操作、大丈夫ですかね…。マイクロソフトの司会者がクレイジーなゲームと評するだけあります。

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海外ウケも非常にいいようで、さっそくリアクション動画などがあがっています。あらためてドラゴンボール人気の凄さを実感します。

マインクラフト

マインクラフトの4Kアップデートと、クロスプレー対応が発表されました。

マインクラフトの4Kアップデートはともかく、クロスプレー対応の方は、物議を醸しそうですね。異なるプラットフォーム間でのマルチプレイの実現なわけですが、そこにソニーハードの姿がありませんでした。「XboxOne」はもちろんのこと、「PC」や「Nintendo Switch」も対応しているのですが、「PlayStation 4」が未対応なのです。つまり、ソニーユーザーのみ、クロスプレーからハブられ、孤立しているとのことですね。

なお、マインクラフトだけでなく、ロケットリーグでも同様です。ロケットリーグでもクロスプレー対応が発表されましたが、「XboxOne」と「Nintendo Switch」の姿はあっても、ソニーはありません。完全な鎖国状態です。最も、これはソニー側の判断のようです。

http://www.choke-point.com/?p=21587

「PlayStation」ユーザーが外部に晒されるため、安全性を考慮して、判断に慎重になっているとのことでしょうか。このソニーの回答に納得しないユーザーもいるようで、「儲からないからやりませんと、はっきり言ってもらった方が良い」との意見も。確かに勝ち組ハードであるソニーが積極的に対応する必要性はなさそうに感じますね。クロスプレー対応の作品は今後も出てくると予想され、ソニーは鎖国を続けていくのかどうか、注目です。

PUBG

勝った!勝った!夕飯はドン勝だ!!

日本でも、ささやかなブームとなっているPUBGが発表されました。現在の対応プラットフォームは「PC」のみですが、「XboxOne」を初めとして、コンシューマー機にも対応していくようです。

CODE VEIN

バンダイナムコゲームスが送るソウルライク(ソウルシリーズのようなゲーム)なRPGです。ソウルシリーズと異なり、アニメ調なのが特徴ですね。開発はゴッドイーターのチームです。

短い時間ですが、アクション部分を切り抜いたプレイ動画も公開されています。

予想以上にソウルシリーズでした。大剣と斧槍が確認できます。斧槍がまったくあたってませんが。

過去のインタビューで、キャラクターメイキングや、育成要素の存在が判明しています。PVの女の子はNPCのようですね。キャラクターが吸血鬼ということもあり、何となくBloodborneの要素も感じられます。他には、パートナーとともに探索するバディ、吸血や敵の血を取り込む練血などのシステムが存在します。

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どやぁ。

こちらは、海外のクリエイターが作成した「CODE VEIN」のティザームービーです。4月に公開されたもので、この時点では、「CODE VEIN」という名前もなく、詳しい内容も不明でした。公開元がバンダイナムコゲームスということもあり、フロムソフトウェア(ダークソウル)を連想したユーザーも多かったようです。獣のようなものがいますし。

なお、「PC」や「PlayStation 4」でも発売されます。

ANTHEM

アンセムです。未知の世界をパワードスーツで探索します。エレクトロニック・アーツのイベントで発表され、マイクロソフトのカンファレンスで大きく取り上げられました。かなり期待値の大きい大作のようです。

『信長の野望・創造 with パワーアップキット』リアル路線に舵を切った信長の野望・創造。失われたエンタメ感。

前作の「信長の野望・天道」にもかなりハマりましたが、天道とは打って変わって国産シミュレーションゲームとしては最高峰のスケールを備えていると思います。

まず、非常にリアリスティックになりました。リアリスティックって普段あんまり使わない言葉ですけど、ようするに現実的になったというか、以前の作品のように弱小勢力でもプレイヤーが上手いこと立ち回ればどんな巨大勢力でも打ち任せるといった非現実的な展開が無くなりました。

リアル路線の良いところ

このリアル路線の良いところは何かと言えば、やはり畿内や尾張など当時強かった地域の戦国大名が順当に強くなり、史実っぽいシミュレーションが可能になった点でしょう。前作まではどうしてもゲームの仕様上「端っこ」が強くなりすぎるんですね。どういうことかと言うと九州の一番南の薩摩地方を本拠地とする島津家。この島津は南が海なので全兵力を北へと向けることが可能です。九州を制覇したら今度は東にしか敵がいないのでそのまま全兵力を東に進ませることが可能です。つまり端っこは守らなくていい。だからゲームではめちゃくちゃ強くなりすぎてしまう。信長の野望や三国志シリーズが共通で抱えていた課題でした。戦国時代に詳しい人はわかると思いますが、九州や東北の大名が徳川や織田や毛利を蹴散らして全国制覇ばかりするなんてありえないですよね?

この問題点を創造では見事に防ぎました。

豊かな場所ややせ細った土地など、地方ごとに格差をしっかりつけるようになったんですね。どういうことかと言うと、山奥の土地なんかは人口が少ないし、畿内(現代の関西)や尾張(名古屋、織田家の本拠地)などは人口が多くて肥沃な土地なので作物収入が多く兵糧にもお金にも事欠きません。

九州や東北は当時非常に人口が少なく痩せた土地でした。この土地パラメータを導入することで、端っこボーナスを獲得した島津などの辺境大名の勢力が大きくなるのを防いでくれるようになったのです。プレイヤーが頑張って畿内のライバルとしのぎを削ってる間に、悠々と九州・中国地方を制覇した島津が攻め込んできて詰む、ということが無くなりました。

リアル路線の悪いところ

いいことづくめにも思えるリアル路線ですが悪いところも露呈してしまいました。やはりゲームですから、弱小勢力をプレイヤーの腕で大きくするといった楽しみ方をする人も多くいたわけです。ぶっちゃけ私もその一人です。でもそれが創造からのリアル路線で難しくなった。

プレイしたこと無い人にはわからないでしょうが、戦国時代には姉小路家という超弱小勢力がいるんです。姉小路さんは武将の質も低いし、なんといっても近隣に上杉、織田、武田など錚々たるメンツが揃っているためにかなり厳しい情勢に立たされています。この姉小路家でも、以前までの作品であればプレイヤーの腕によって何とでも状況を切り抜けて征夷大将軍への道をひた走ることができたんですね。

でも今作は無理です。まず無理。強い勢力が順当に勝ち上がり、弱い勢力は消し炭のように消え去る。 こういう当たり前の現実的な状況が再現されやすくなっています。

武将への愛着がわかない

また、リアル路線の弊害で個々人の武将の個性が乏しくなって武将への愛着があまり湧かなくなりました。

天道までの信長の野望は良い意味でも悪い意味でも「キャラゲー」と称される、武将個人の能力で戦闘が決まってしまう側面が強かったです。例えば最強クラスの武将と言えば戦国時代に興味がなくても織田信長、武田信玄、上杉謙信などが思い浮かぶかと思いますが、この武将がそれなりの軍隊を率いると平凡武将が3倍ほどの部隊を率いてきても簡単に蹴散らしてくれていました。これを良いと感じるか悪いと感じるかは人それぞれでしょう。

私自身はこの武将の能力で戦闘が決まってしまう側面をわりと好ましく感じていました。勢力的に厳しいところでもエース級の能力の高い武将が加入してくれると一気に戦局を打開することができるため、勢力拡大に際して苦楽を共にしたそのエース武将に非常に愛着が湧くんですよね。

打って変わって創造ではこのように一人の武将で戦局を打開できるような非現実的なことが無くなってしまいました。いかに国力を富ませて、たくさんの兵力を集めるか。ほぼこれだけ。ちょっと戦闘が淡白になっちゃいましたね。

まとめ

緻密なリアル路線へと舵を切った信長の野望・天道。そのリアル路線がゆえ、ゲームならではのエンタメ感が少々損なわれてしまったのが少し残念な印象を受けました。プレイ時間的にはゲームバランスめちゃくちゃの前作・天道の方が遥かに長かったですね。

ゲームバランスやリアルさの追求が必ずしもゲームとしての面白さにはそのまま繋がらないのかな、と興味深い一作でありました。

『スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-』スーファミ時代からスターオーシャンのファンが思うスターオーシャン5

子供の頃、周りがやれドラゴンクエストだ、ファイナルファンタジーだと言っている中、私が初めて購入したRPGソフトはスターオーシャンでした。当時はまだスーパーファミコン時代で、RPGはコマンド式が多い中、スターオーシャンは自分でキャラをバトルフィールド内で操作し、ボカボカ敵を殴るタイプの新しい物でした。また、戦闘にボイスがついていたり、よくありがちな中世ヨーロッパ風の異世界が舞台ではなく、未来の地球が出てくるSFという点でも、他のRPGとは全く違った為、そこが気にいり購入しました。以来、現在の5に至るまで、全てのスターオーシャンをプレイしています。

待ちに待ったスターオーシャン5、プレイして思ったのは、やっぱり楽しい~!!です。コマンド式ではなくアクションや格闘ゲームの様なバトルは、かなり戦略の幅が広がりますし、何より面倒な作業感が無く、敵の動きや味方の動きで同じステータスでも状況がかなり変わってきますので、とても面白く感じます。ただ、今回は特定のキャラを死なせない様に戦闘中守りながら戦わなければゲームオーバーというパターンが数回あったのですが、これで何度もゲームオーバーになってしまい、流石のひどさに投げかけてしまいました・・・何度も戦闘をするのはかまわないのですが、戦闘の前の同じイベントを何度も見なければならないという事が苦痛で苦痛で・・・。ただ、先程も言った通り、プレイヤーの動きによってかなり戦況が変わるので、何度もやっているうちに「あぁ、こうすれば勝てるのか!」という事に気付いてクリアできるというのは、謎解きRPGに似た感覚を覚えました。

ストーリーはいつもの未開惑星!という感じですが、流石PS4ともなると、マップが美しいです。FFやらもプレイしているので、美しいグラフィックは当たり前状態ですが、それでも感動しました。CGムービーも美しく、かつ量が適量だったので、いつまでもTVの前でコントローラーをテーブルの上に置いて正座して画面を眺めている・・・という、ゲームなのか映画なのか分からないゲームにはなっていなかったので、その点も良かったです。最近RPGに萎える理由は正直そういう物が増えた点にありましたので。

ストーリーの要となる少女を守りたいと思えなかったので、どうしても物語に入り込むという事が出来なかったのは残念でした。アイテムクリエーションも、ウェルチのイベントをいちいち見て行かないと進めていけないので、この点は少々苦痛でした。

音楽は安定の桜庭さん。通常バトルの音楽が特に素晴らしい、本気の桜庭さんの音楽でした。以前の使いまわしが多かったのですが、以前からのファンの私としては「懐かしい~OKOK」でした。人によっては使いまわしが多いと感じたかもしれません、それ位多かったのは確かです。

スターオーシャンシリーズのピークは、やはりPS時代の2なのでしょうか。大事な所でよくバグで止まる2でしたが、自分の思春期と被った事もあり、やはり私の最高は2です。よくキャラゲーだと言われますが・・・確かにキャラゲーだったと思います。男主人公が当たり前の中、女主人公を選べて、尚且つ異性キャラとEDまで迎えられるのですから。RPGに恋愛シュミレーション要素が入った、かなり贅沢なゲームだったと思います。当時はそういうのは珍しかったですし、マンガやアニメ等でも一番盛り上げやすかったのでしょう。

世間的には、3のラストで今までどっぷりと楽しんでいた世界観をぶち壊されたという事から、その後のスターオーシャンにはネガティブな印象しか抱けなくなってしまったという人が多い模様ですが・・・。でも、それでもつい期待して新作を買ってしまっている人が多いのだなとも感じました。正直私も3のラストはショックだったクチですが、それでもあのスターオーシャンにしかないやりこみの要素やバトルの面白さ、SFと未開惑星のまざった独特の雰囲気を求めて買ってしまうんです。

5は3をリスペクトして作ったという事ですが、次回作を作るなら是非2をリスペクトして作ってほしい、出来れば3のラストをいい感じに説明できる様に作ってほしいなぁなんて思います。